単一調和振動子による量子計算機

qubitの表現：エネルギー準位がNまである振動子により、log N qubitの表現が可能。
ユニタリ発展：任意のユニタリ作用素は、exp(αH),H:Hamiltonianのαを調整することでUの固有ベクトルにあわせることで実現可能。
初期状態の生成と、観測に関してはわからない。
欠点：アナログ。　未知の固有値を持つ任意のユニタリの実現はできない。

信号検出理論って

結構検索されるんだな。このキーワード。
古典的には判別境界をどうやって求めるかという、
パターン認識とほとんど変わらない話題なんだけど。
量子情報的な話が知りたい場合は広田修の「光通信理論」を読むのが早道かな。
ちょっとミスプリントが多いのが気になるけど。特に付録。

大学の先生と企業研究者のOJT

今日は少し、研究が進んだ。会社のほうも、そうでないほうも。
こつこつと写経（基礎文献のノートまとめ）を続けてきて、ちょっと出力する時期か？
どんなささいな内容でも、まずは一本論文を。

大学に残って研究する人は、院生時代のTAに始まり、かなりの時間を教育に割くことになるらしい。
人によってはこれを嫌がると聞くが、これが大学でのOJT。
企業で研究する人は、研究の価値や事業への貢献をいかにうまく言ってスポンサーを納得させる
作業が7割。研究が1割。2割がその他事務・雑務。
この7割を占める作業は、ビジネスマンになるためのOJTの意味がほとんど。

当然、大多数の企業研究者は、まともに研究能力を維持できない。
35才を過ぎてで「研究者」と認めてよいレベルの人間は数えるほど。
ちょっと鬱に・・・

更新が・・・

予想通り更新が滞って、書くときには一気に書き溜めることになってる。
いいんだけど。

ナウカ出版が倒産したらしい。
ロシアの書籍を専門に扱うところ。
学生のときの指導教官や、ご近所の講座の先生がロシアの研究者と
よく仕事をしていたらしく、その先生方の講義の参考文献に、ナウカの名前が
あったのを思い出す。
自分はこの出版社になんのコントリビューションもしていないけれど、
寂しい。

Ansatz

・Ansatz
１．approach
２．In particular, a mathematical expression assumed to describe a
certain phenomenon,
but without a proved justification for its use. It often is related
to empirically obtained formulae.
３．attempt

Bethe Ansatzのチュートリアル文献を読み始める。

・特許
ネタを一つ思いついた。今期はこれでしのげそう。
実現可能性の検討と、類似例調査を明日から開始。